株式会社カバーが運営するVtuber事務所、ホロライブ所属の兎田ぺこらさん(111)が9月19日の配信で人気ソーシャルゲーム「Fate/Grand Order」(以下FGO)を初めてプレイしました。
これに関して、ネット上では様々な意見が飛び交いTwitterでは「ペコちゃん FGO」でトレンド入りを果たすほど話題となりました。
今日は兎田ぺこらさんとFGOについて紹介し、配信の見どころ、そして兎田ぺこらさんが第一部をクリアするまでの配信時間について考えてみます。
兎田ぺこらとは
兔田ぺこらさんはホロライブプロダクション(カバー株式会社)に所属するVtuber。
厳しいオーディションをクリアして2019年7月17日にホロライブ3期生として活動を開始しました。
ホロライブの”〜期生”という呼び方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
特徴的な笑い声と、まるでオカンのような喋り方の唯一無二な個性を持つキャラクターで、絶大な人気を博しており、2022年9月現在のYouTube登録者数は205万名で全VTuberの中で5番目、同プロダクションの中では3番目の登録者数を誇っております。
2021年には年間のスーパーチャットランキングで世界中のYouTuberの中で第4位に輝いており、その額はなんと1億4百万円ほどにも昇ります。
FGOとは
Fate/Grand Orderは有限会社ノーツのブランドTYPE-MOON(タイプムーン)が提供する、スマホ向けソーシャルゲーム。
TYPE-MOONが贈る『Fate』シリーズのスマホ版として2015年から配信が開始されています。
Fateシリーズの重厚なシナリオと世界観をそのままスマホゲームに移植し、戦略性溢れるバトルシステムにより。大人気を博しています。
長らくYouTubeやそのほか動画配信サービスでのプレイ動画のアップが禁止、とはされていなかったもののグレーゾーンであったため、ゲーム実況者たちが扱う事自体少ない状態でしたが、現在ではレギュレーションが設けられ配信可能になっています。
この事をきっかけに、元々TYPE -MOONファンであった兎田ぺこらさんもプレイとゲーム実況をスタートさせました。
配信の見どころ
では、どうしてTwitterでトレンド入りするほど話題となっているのでしょうか?
兎田さんとFGOの知名度が合わさった結果話題となったのですが、FGOのゲーム内容を知る人にとってはこれから紹介するような懸念が挙げられ、このことがさらに話題の盛り上がりに拍車をかけたのだと思われます。
とにかく長いプレイ時間
FGOの元となるFateシリーズは元々がノベルゲームということもあり、ストーリーが非常に長大です。
FGOではさらに戦闘も加わるため、ソーシャルゲーム屈指のゲームボリュームを誇っています。
そこが人気なポイントでもあるのですが、配信するとなると莫大な時間が必要になることが懸念されています。
兎田さんの平均配信時間は一回につき、2.5時間ほどですが過去2回のFGOの配信では各回3時間を超える長丁場となっています。
課金額
FGOにもいわゆるガチャが存在します。
Fateから続くディープなファンにより、ユーザー一人当たりの課金金額が全ソーシャルゲームの中でもトップクラス。
自他ともに認めるギャンブル好きの兎田ぺこらさんの課金額が気になるところです。
初配信の初回10連ガチャでは最高レアランクの星5は逃したものの、星4カードを5枚引き当てる強運っぷりが早速話題となりました。
今後のガチャ結果にも期待です。
1:11:45〜
難易度
FGOには”難所”と言われるクリアするのが難しい場面が何度か訪れます。
特に、第6部序盤のガウェイン戦は多くのユーザーを苦しめ、その心を折り、FGOを語る上で欠かせない難所となっています。
ゲームである以上、クリアは可能ですが相当の研究と時間が必要になり、そういった数々の難所をどのように兎田ぺこらさんがクリアするのかが、この配信の見どころとなってきそうです。
ぺこらさんにとっては得意分野?
FGOはストーリー以外でキャラクターを育てることが可能です。
ただし、相応の時間と根気を必要とし、いわゆる”作業ゲー”な側面は多くのプレーヤーが挫折する原因となっています。
しかし、兎田ぺこらさんは単純作業が得意なゲーム実況者です。
過去の『グラブル』の古戦場や『にゃんこ大戦争』の配信など、ほとんど画面が変わらないゲームであっても、5時間以上の長時間配信を完走しています。
兎田さん自身も作業ゲーが得意なことを話しており、配信外でも時間を見つけてプレイしているそうです。
第一部クリアまでにかかる配信時間を検証
FGOは現在第一部が終了し、現在は第二部の後半といったところです。
一つのストーリーの締めくくりとなる第一部だけでも、クリアには膨大な時間がかかりますが、実際にストーリーを配信で消費するとなると一体どれくらいの時間がかかるのでしょうか?
これまで計2回のFGO配信で第一部の一章をクリアしていますが合わせて6時間30分ほどの配信時間となっています。
一章はチュートリアル的な内容となっていますので二章以降と比べると、短めの構成になっており、後半になるにつれストーリーが長くなっていき、第一部だけで文庫本10冊〜12冊分の文章量だと予測されています。
文庫本を1冊読み終える時間は普通の人で約3時間ほど、配信では読み上げながらストーリーを進めることになるので4時間以上と見積もったとして、大体50時間の配信で第一部をクリアできることになります。
FGO配信ばかりやっているわけにもいかないので、毎日配信を行い内3回に1回3時間FGOの配信を行なった場合、第一部をクリアできるのはおよそ50日後となり、11月半ばにはクリアできる計算です。
ただし、兎田さんのお休みや、ゲーム内での戦闘、先にも述べた難所も加わるため、実際にはもっと時間がかかることが予想されます。
まとめ
ついにFGOの配信を始めた人気Vtuberの兎田ぺこらさん。
これからの配信の見どころは
- 運否天賦!?ガチャ配信
- 脳死で楽しむ種火集め
- ペコ虐不可避!ガウェイン戦
などなど。
笑える内容になることは間違いないので、これを機に兎田ぺこらさんの配信に触れてみたり、一緒にFGOを始めてみてはいかがでしょうか?