8月の6日と7日、名古屋市内で【世界コスプレサミット】が開催されました。
3年ぶりに海外からも参加者が集結し、SNSでは楽しそうな話題で持ちきりです。
アニメや漫画、ゲームのキャラクターに扮し、非常に盛り上がるコスプレのイベントですが、私も趣味でカメラマンやもしくはコスプレイヤーとしてコスプレイベントには何度か参加したことがあります。
しかし、暑い中でコスプレ衣装を着込んで撮影するのは中々に大変な思いをします。
衣装の暑さもそうなのですが、最も厄介に感じたのはコスプレ後の肌の状態。
イベント終了後メイクを落としても肌がひりついたり不快な感覚を覚えたりします。
特にアフターに参加する、なんて日には何も気にせず気持ちよく楽しみたいもの(私は参加したことありませんが)。
インキャ敏感肌にはきついんだよね
今日は私と同じような経験をしたことのある人に向け、コスプレイベント後のスキンケアについて紹介していきます。
コスプレ用の化粧品について
まず、巷では「コスプレ用のメイク用品は成分が強いので肌荒れを起こす」と言われることはありますが、そんなことはありませんのでご安心ください。
コスプレ用とうたって販売されているメイク用品も日本の販売基準を満たしており、通常の使用において肌に使用することはなんの問題もありません。
コスプレ用のメイクで肌が荒れてしまうのは、そもそも肌にあっていないものを使っているか、使用方法に問題がある場合が多いのです。
肌荒れしやすい人のコスプレメイク用品の使い方
では実際にどんな使い方をすれば肌へのダメージを最小限にできるのか説明していきます。
コスプレのメイクをするとどうしても肌の調子が悪くなるという人は、参考にしてみてください。
化粧下地の塗り方
ファンデーションの塗り方
イベント後のスキンケア
楽しかったイベントも終了し後はメイクを落とすだけ、というタイミングで気を抜きがちですが、コスプレのメイクは落とすときが最も肌にダメージを与えがち。
正しいメイク落としで、肌を健やかに保ちましょう。
マスカラの落とし方
アイメイクの種類によってはクレンジングでは落ちにくい場合も。特にコスプレのメイクは濃い場合がほとんどなので、落ちにくいものを使っているとついつい擦ってしまいがち。
デリケートな瞼に大きな負担をかけないように、基本的には「アイメイクリムーバー」を利用して優しく落としましょう。
アイメイクリムーバーは種類がたくさん!自分の肌質や落としたいメイクの濃さによって選びます。
ファンデーションの落とし方
持ち運びに便利で使い勝手は良いシートクレンジングも普段のメイクであれば非常に便利ですが、コスプレのメイク落としにはオイルクレンジングで素早く確実に落とすことが大切です。
洗浄力の弱いクレンジングを使ってしまうと、つい肌を擦りがちで余計な負担を与えてしまいます。また、会場の更衣室は順番待ちで混雑する場合が多く、あまり周りの人を待たせたくないという気持ちからも、焦って力任せに落としがちなので、できれば家に戻ったり、近場のホテルを確保しておいて余裕を持って落とすことをおすすめします。
この作業を丁寧に行えるかどうかで、その後の肌のコンディションと気分がガラッと変わります。
一度痛い目をみたので、イベントの時はいつも近くにホテルをとっています。
保湿は入念に
イベントがあった日の保湿はいつもより入念に行いましょう。
イベント終了後すぐに、入浴を済ませ、保湿をすることが理想です。
その後の予定がある場合も一度リセットしておくと、最後まで気持ちよく楽しむことができます。
コスプレ後一番大切だと思ってる。
アフターに参加するなら
コスプレのイベント後の選択肢は三つあります。
イベントの後、アフターに参加したり予定がある場合は一度コスプレのメイクを落として、普段のメイクをし直す必要があります。
この場合すでに触れましたが、イベント会場の近くにレンタルルームやホテルをとっておくと快適に準備をすることができます。
イベント会場の近くの施設はあっという間に埋まってしまいますので、参加が決まったら早めの予約をおすすめします。
学生であったり、予算に余裕がない場合は、友人を募ってシェアするとリーズナブルに利用できます。
肌に合わないときは別の方法を考える
最近では優れた既製品の衣装が出ていたり、便利なメイク道具もあることから忘れてしまいがちですが、本来コスプレとは自由なものです。
SNSで使いやすい、キャラの雰囲気に近づけると評判の化粧品も自分の肌に合わない可能性もあります。
そんな時は素直に別の方法を考えましょう。
自分だけの方法で、自分が愛するキャラクターになりきるのです。
例えば、最近は優れたタトゥーシールがたくさん売られており、シールを貼るだけでキャラのメイクが完成したりなんてことも可能ですが、人によっては痒みや赤み、肌が傷つきしみになった、なんてことが消費者庁に報告されています。
もちろん、肌質は人によって様々なので、全ての人に同様の症状が起こるわけではないのですが、アレルギーや肌に異常があるときは成分表示を確認し、場合によっては使用を控え、医師に相談することも提案されています。
自らの肌質を知って、それに合わせてコスプレのメイクを楽しむと、さらに快適にイベントに参加できるようになります。
長く付き合っていく自分の肌のためにも、メイク用品を選ぶ際は、ぜひ成分表示にも目を向けてみてください。
それでは、どこかのイベントでお会いできることを楽しみにしています。