概要
カバー株式会社が運営する、ホロライブプロダクション所属の星街すいせいさんが9月15日22時からの配信で、1ヶ月半の休養に入ることを伝えた。
以前から上咽頭の炎症で通院していた星街さんは、上咽頭の症状こそ寛解したが、それ以降も原因不明の鼻炎に慢性的に悩まされていた。
そして今回、尾漏(びろう)が喉の結節に絡み、満足に歌えない症状が9ヶ月間以上続いたことから、結節をなくすための手術に踏み切った。
1ヶ月半の休養期間中は撮り溜めておいたショート動画を投稿していく。
執筆者
Sabi-Labs 室長 飲酒のさび
- 猫のように自由に生きてる人間系ブロガー兼起業家
- 寄稿先でヨガ&恋愛ブログ連載中
- 星詠み歴1年半の星街すいせいさんとみこめっとの推し。
星街すいせいとは
「星街すいせい」はホロライブプロダクションに所属するアイドルVtuber。
ホロライブでは、所属時期によって〇〇期生という呼び方をしていおり、現在はVtuberの黎明期の2018年から活動している1期生から昨年の2021年にデビューした6期生までが在籍しています。
また所属時期に関わらず、通常の募集とは異なった進路でホロライブプロダクションに所属した「0期生」も存在しており、星街すいせいさんは、その出自の特殊さから0期生枠となっております。
星街すいせいさんのデビューは2018年3月に自身のYouTubeチャンネルを開設し、企業に所属しない「個人勢」として活動を始めました。
そのため、デビュー当時はアバターのデザイン、動画のサムネイル作成、ロゴ作成、アバターを動かすためのLiev2Dの設定、動画の編集など全て自分で行っていました。
さまざまなスキルを持っていますが、中でも歌唱力は配信者の中でも飛び抜けており、個人勢時代から多忙な中、自身で作曲もてがけ、いつか武道館でLIVEをすることを夢だと話しています。
幼少期からアイドルに憧れており、VTuberとしての活動前はアイドルを目指していましたが、その多才さから、何か一つ飛び抜けた才能が必要なアイドルには向かないとされ、それでも夢を諦めずにゲームやイラスト、歌など色々なスキルが価値になるVTuberに自分が向いているのでは?と活動を始めました。
2019年にホロライブプロダクションの中に新たに設立された「イノナカミュージック」に所属となりましたが、ここでも紆余曲折あり、個人勢から「星街すいせい」名義を引き継いでの活動が叶ったのは星街さん自身が事務所との交渉を重ね、実現したそうです。同年の12月に現在のホロライブへの所属が決まり、キャラクターデザインやLive2D、営業活動、活動資金集めなどこれまで星街さん一人で担っていた業務が事務所との分業になりました。
夢に向かってまっすぐで強いハートを持っている星街すいせいさんのその姿勢は多くのリスナーを惹きつけており、現在のYouTube登録者数は2022年9月の時点で159万人となっています。
症状と手術のリスク
星街さんの症状は「後鼻漏(こうびろう)」に当たります。
後鼻漏とは過剰に分泌された鼻水が喉まで流れ落ちてくる状態のことをいいます。
星街さんの場合は鼻漏が声帯にできた「結節(けっせつ)」に絡まり、咳き込んだり咽頭に違和感を覚える状態が続いており、今回の手術では声帯にできた結節を取り除く手術を受けるそうです。
結節除去のリスクとしては、術後最低5日間は沈黙する必要があることと、口から器具を挿入するため、しばらく奥歯が浮いた感覚が続きますが、声質が変わったりすることはほとんどありません。
1ヶ月半後にはまた元気な姿を我々の前に見せてくれるでしょう。
ただ、根本的な問題である、後鼻漏については今回の手術では改善されず、放っておくと肺炎の原因になったり痛みを伴う場合があるので、早めに原因が見つかってほしいものです。
配信者の仕事はハードワーク
配信者の中でも、その経歴から特に困難な道を進んできた星街すいせいさんですが、配信者という仕事は喉に負担を抱えやすい仕事でもあります。
声優や歌手とは違い、配信中はずっと話し続けていなければならず、演じるキャラクターによっては声を作る必要もあります。
そのため、星街さんにもできた「声帯結節」ができやすく、昼夜が逆転した生活になりがちで、呼吸器や消化器の疾患を持ちやすい職業だと言えます。
まとめ
星街すいせいさんは1ヶ月半の休養を取りますが、その間は撮り溜めておいたショート動画をYouTubeにアップするそうです。
また、1ヶ月半を待たずして何度か喋らずに配信を行うかもしれないと話しており、楽しみではあるものの、しっかりと休んで治してほしく思います。
また後鼻漏の原因も早めに見つかることを祈っています。